赤子のように眠るまで


きみの涙の理由を

僕はすべて知ることができないから

めいいっぱいに両の手を広げていよう


少しばかり瞳をはらして

きみが穏やかな寝息をたてるまで


ずっと


言葉が役に立たないこともある
そんなときには、そっときみに寄り添っているから