「ふつう」

 

この言葉がなんだか私は好きになれません。
普通ってなんだ?
常識ということ?
じゃぁ常識って何?
つまるところ統計学的にみて多数を占める意見のこと……
それがいわゆる「ふつう」ということなのでしょう。
だからそれは絶対価値ではないし、それを逸脱してたとしても即「悪いこと」につながるとは限らない。
所詮は価値観の違いでしかないともいえるかもしれない。
ようは自分がその意見にたいして賛同できるかどうかということではないでしょうか?

与えられた価値観に流されるのではなく
あくまで参考程度、自分でしっかりと考えて判断をしなければ、もしも誰も予想のできない出来事が起こったとき、何もできずにただ飲み込まれていくことしかできなくなってしまうのではないでしょうか……

でも、悲しいかな。いまの日本はそういった他と違うことを
「いけないこと」と教え込んでいるらしく(全部が全部ではないでしょうけどね)、納得を二の次にして「こうでなければならない!」と意見の一本化を最重要事項に上げている……と、感じます。

教育云々はいろいろと一筋縄ではいかない理由がいろいろあるのでここでは言葉を控えますが、いわゆる「普通」というのは「世間一般の多数派意見」ということで、けっして「絶対的に正しい」と思っては欲しくないなぁ……

と、思ったりした夜でした
尻切れトンボな気もしないでもありゃしませんが眠いので……

……就寝