決意
心の引出し開けました
そこには紅い林檎が一つ夕陽色 胸に甘酸っぱく
瞳に熱く 想い込みあげます他人に近づくことは
茨に手を伸ばすことのように思え
孤独を愛していると
自分を納得させたいけれど
それほど私は鈍くない……臆病でしょうか? 逃げてるのでしょうか?
わがままでしょうか? 愚かでしょうか?誰か私に教えてほしい……
誰か私を助けてほしい……紅い紅い 小さな林檎
それは私の嘆きの叫び
紅い紅い 小さな林檎
私に知恵を授けておくれ…………
心に鍵をかけました
いびつに歪んだ緋色の扉黄昏れて 沈む気持ちは
幾度と知らず 嗚咽もらします避けたいなんてことは
露ほども思っているわけではなくて
いつでも愛していたいと
自分を責めているのだけれど
それでも足が震えるの……誰か背中を押してほしい……
誰かこの手を掴んでほしい……冷たい冷たい 大きな扉
それは私の願いと同じ
冷たい冷たい 大きな扉
私の勇気を試しているの?強くありたい
まつげほどの距離でもいいから前に進むために
励ますことが、余計に相手にプッレッシャーを与えてしまう
こともあるんだよなぁ
と考える今日この頃……
苦しい心はそれを体験した人でないと手をさしのべることが
できないのだろうか……と思い悩んで書いた作品
ほんの少しでもこの詩のメッセージが届けばいいな
と、心から願います