たったひとりのきみへ

迷いなさい
怖れなさい
嘆きなさい
絶望しなさい

たとえ涙がかれようと
不意に足元を見失おうと
いつか倒れこもうと

きみが悔しがることを忘れなければ

何度でも

何度でも

何度でも

彼が彼女がもしくは僕が
きみの背中に手を添えてあげるから

大丈夫

きみの代わりなどありえないというその事実は
決して覆されることなんてない

 


自信をもっていいんです
ただありのままに自分を受け入れることを……