指輪……いつかきみに

 

喉を掻きむしるほどの烈情
枯れ果てた声 染まりゆく朱色

雨は 僕から世界を隔て
光溶かし 心閉ざす糧となる

膝をつき 弱音を吐き捨てよう
背中に力込めて 絞り出すように

一つ また一つ 音が消える
最後に残るのは 笑い声
君の軽やかな 笑い声……


肩を抱きすくむほどの哀情
枯れ果てた涙 どこまでも蒼く

過去は 君への言葉を探し
彷徨えども 橋を渡す虹となる

膝をたて 奮って立ち上がろう
諦められぬのなら 手を伸ばせばいい

一度 もう一度 腕のなかに
再び灯るのは 熱き恋
君の望んでいた 熱き恋


これから幾度も背中離す夜が訪れようと
もう二度と 君を手放すことはない

いつか いつの日か 二人今を
忘れず懐かしみ 笑いあう
いつもいつまでも 寄り添って…… 

 


どうにも感情が制御できなくなることは誰しもあること……
と、思うのですが……
あなたのそういう瞬間ってどんなときですか?